
沖縄県医療的ケア児支援センターでは、医療的ケア児とその家族を支える人材育成を目的に、令和8年1月19日・20日・27日・28日の4日間にわたり『令和7年度 医療的ケア児等支援者・コーディネーター養成研修』を実施しました。
本研修は、医療的ケア児とその家族が地域で安心して生活できるよう、支援に携わる関係者が必要な知識・役割・連携のあり方を学ぶことを目的としています。支援者としての基礎的理解から、コーディネーターとして求められる調整力まで、幅広い内容を扱いました。
研修には福祉・教育・医療・行政など、さまざまな分野から多くの方にご参加いただき、支援者養成研修には88名、コーディネーター養成研修には47名が受講しました。
<研修の概要>
19日・20日は、医療的ケア児支援に携わる支援者を対象に、医療的ケアの基礎知識、ライフステージにおける支援、本人家族の思いの理解、多職種連携のポイントなど、支援の基盤となる内容を中心に講義を行いました。
27日・28日はコーディネーターを対象とした専門的な研修として、調整業務に必要な視点や地域資源の把握、関係機関との連携方法など、より実践的な内容を扱いました。また、本人・家族の大切にしていることや願いを整理するための「想いのマップ」を用いた演習も行い、支援の方向性を共有する視点について理解を深めました。実際の支援場面を想定した演習やグループワークを行い、参加者同士が意見交換しながら支援計画の立て方や調整の流れを学びました。
事例をもとに、課題整理や関係機関との連携方法について活発な議論が行われ、実践に直結する学びの深い時間となりました。
<参加者の声と今後の取り組み>
支援者養成研修の参加者からは、「他機関の視点を知ることで支援の幅が広がった」「在宅での医療ケアの体制や、それに伴う医療ケア体制・福祉での支援体制が理解できた」などの声が寄せられました。
コーディネーター養成研修の参加者からは、「本人・家族の思いを踏まえた支援の重要性を実感した」「多職種連携や地域で支える視点の大切さを学んだ」「関係機関との連携や調整の流れを具体的に学べた」などの声が寄せられました。
今回の研修を通して、医療的ケア児とその家族を支えるための知識や連携の重要性について、参加者の理解がより深まりました。
今後も当センターでは、地域全体で支援できる体制づくりを目指し、研修や情報発信に取り組んでまいります。
問い合わせ:沖縄県医療的ケア児支援センター(電話:098-894-6820)